TUT-Code のかな入力はどんなものか?

[TUT-Code FAQ] [TUT-Code]

<Subject> T/TUT-Code のかな入力はどんなものか?
<Item> TUT-Code
<Date> 93/12/19

【Q】 TUT-Code のかな入力について教えてください。

【A】 TUT-Codeのかな入力は、下図の16個のキーを使って、順次打鍵で行ないます。
+--+--+--+--+--+ +--+--+--+--+--+
|や|ま|か|☆|は| | |う|い| | |
+--+--+--+--+--+ +--+--+--+--+--+
|わ|さ|た|な|ら| |え|お|あ|▽| |
+--+--+--+--+--+ +--+--+--+--+--+
| | | | | | | | | | | |
+--+--+--+--+--+ +--+--+--+--+--+
  (左手)     (右手)

1. 基本は、子音(左手)→母音(右手)の順の2打鍵です。
  「あ行」に子音はありませんが、「あ行」を示す「☆」キー(補助記号)を使います。
   (例)「☆・あ」=「あ」
      「か・い」=「き」
      「わ・お」=「を」

2. 「ん」は、「な・▽」の2打鍵です。
  「▽」キー(補助記号)は、このように特殊な場合に使います。

3. 小さいかなは「子音・▽・母音」と打ちます。
  (例)「た・▽・う」=「っ」
     「や・▽・あ」=「ゃ」

4. 濁音も「▽」を間に入れた3打鍵です。
  (例)「た・▽・お」=「ど」

5. 半濁音は、「子音・▽・子音・母音」の4打鍵になります。
  (例)「は・▽・は・あ」=「ぱ」

6. 「づ」「ヴ」「ヵ」「ヶ」の4文字は半濁音と同様に打ちます。
  (例)「☆・▽・☆・う」→「ヴ」

(特徴)
・ローマ字が規則的に整理されている。
・使うキーが少なく、中段と上段のみに配置されている。
・拗促音なども一字ずつ別々に入力する。

(長所)
・初心者が比較的短期間でブラインドタッチの習得ができる。
・子音と母音キーは出現頻度に基づいた配置なので、指の負担が偏らない。

(短所)
・かなを1文字入力するのに最低でも2打鍵、最高で4打鍵必要になる。
・かなだけ入力していると、下段キーがさらに苦手になってしまう。

(備考)
 ・かなの入力方式だけを取り出して他の方式と比較すると、欠点が目立ちやすい。
 ・かなに割り当てられていないキーの組み合せで、漢字の直接入力ができる。


【C】 m(as)m さんの回答をFAQ にまとめてみました。(「☆」「▽」キーの部分に 「補助記号」という文字列を追加しました。
オリジナルメッセージ:「キーボード会議室」#008
関連メッセージ:「特設:T/TUT-CODEを考える」#023


森田祐二 < e-mail: webmaster@gar.sakura.ne.jp >
Last modified: Sepr 15, 2001