cml で噂を聞いてアンフィニより入手していた76mm のオイルフィルターを使ってみた。 従来のフィルターが直径86mm だったので、10mm も小さくなっていることになる。 (写真右側が76mm のフィルター)
まずは、前回の交換時にとっても苦労したエアコンホースの部分を通してみる。
ホースにストレスをかけることなくフィルターを通過させることができるようだ。
と、安心したのもつかの間、86mm のオイルフィルターを取り出さなくてはならないことに気がつく。
しかし、今回は近所のホームセンターにて購入した3980円のガレージジャッキ(フロアジャッキ?)で
BX の前部をウマに乗せての作業だったので、
エアコンホースの根本に力を加えて変形させながらオイルフィルターを通したら旨くいった。
あたり前ではあるが、作業空間が広いとより力が入るようである。
# 前回は初めてだったし、日昏もせまってきていたので、きっとアセっていたのだなぁ。 :-)
このガレージジャッキは、いちおうストロークが260mm(390-130) あるので、 ジャッキアップにけっこう力はいるが、楽にウマがけすることができた。 ハイドロ系シトロエンの場合は、ハイポジションの状態からジャッキアップすればいいのでより簡単だ。 購入直後、2980円に値下がりしてしまったのが残念。 :-)
フィルターを交換したにもかかわらず、
オイルを4L 注入した状態でオイルレベルがMinimum から1/2 上のあたりだったので、
これでよしとする。
いままで廃油の処理は専用処理箱を使っていたが、親戚筋に環境問題を指摘されたので、
今回はオイルの空き缶に入れてガソリンスタンドで引き取ってもらうことにした。
# めったに行かないGS なので有料でも構わないと思っていたが、なぜか無料。 :-)
品番 | 品名 | 箇数 | 単価 | 備考 |
* | エンジンオイル | 1 | 2480 | Castol GTX-7(SG/CD)/4L |
zzwa14302 | オイルフィルター | 1 | 1210 | 76mm |
オイルは、前回の残りと合せて5L(メジャーカップ使用)を注入したつもりだったが、 ちょっと多目になってしまった。 やはりというか、入れ過ぎたオイルを減らすのは大変である。 結局のところ、Minimum から1/4 上のあたりに落ち着いた。
いつも、Maxmum の僅かに下あたりを狙っていたが、 ヘインズによると、Minimum とMaxmum の間は1.5Lあるので、 オイル消費量の少い車の場合は、4L缶一つでも十分かもしれない。 前回のオイル交換時に入手できなかったガスケットも交換する。
品番 | 品名 | 箇数 | 単価 | 備考 |
* | ウェスト・オイル用処理箱 | 1 | 480 | * |
* | エンジンオイル | 1 | 2480 | Castol GTX-7(SG/CD)/4L |
ZZV1066S8 | ガスケット | 1 | 210 | * |
なかなか外れなかったドレンプラグは、 四角凸ソケットを使ってもかなりの力を入れないと外れない。 ドレンプラグの首下はテーパーになっていて銅製のガスケットが 締付け時に馴染むような構造になっている。
どうやら必要以上に締め付けてあったようで、ガスケットがいびつになっていた。
(作業していた実家から近い旧ユーノス北加瀬店にドレンワッシャを買いにいくが、
取寄せになるということだったのでガスケットの交換は今回諦める)
オイルフィルターの取外しは、レンチを回すいい位置がみつからずに
少し悩んだが、フィルタの真下からレンチを挿し込んで旨くいった。
このあたりはエアコンの配管の微妙な違いによって固体差があるのだろう。
オイルフィルタの取外しが困難な作業であることは予想していたが、
フィルタを緩めたあとの車外(?)への取出しには以外なほどてこずった。
いろいろと試した結果、これまた真下の方向に取り出すことにした。
このとき、フィルタのエラがオイルパン付根のデッパリにひっかかってしまうので、
帯状の薄板鉄板を挿し込んで滑らせたが、いずれにせよかなりの力が必要だった。
# あー、大変だったぁ。 :-)
品番 | 品名 | 箇数 | 単価 | 備考 |
* | エンジンオイル | 2 | 2480 | Castol GTX-7(SG/CD)/4L |
zzv014302 | オイルフィルター | 1 | 1100 | |
* | 廃オイル用処理箱 | 1 | 480 | オートバックス |
* | Kokenドレンプラグソケット(3110M/8mm) | 1 | 1050 | 東急ハンズ/横浜 |
Kokenのドレンプラグソケットの正式名称(?) は、“ドレンプラグキー四角凸ソケット”と云い、3110M は差込み角が9.5mm である。 他に差込み角が12.7mm の4110M がある。
SAE 15W/40 or 20W/50 (Duckhams Hypergrade Plus)
Drain 5.0l(New 5.2l) Dipstick Minimum to Maxmum 1.5l
8mm sqr. Rench (Normal type 6.3 9.5 12.7)
cml で、《BX のドレンボルトって六角ボルトではなくて四角穴付ボルトですが、 皆さんはどんな特殊工具を用意して作業しているのでしょうか?》とアンケートを実施したところ、以下のような回答が寄せられました。協力して下さった皆様ありがとうございました。
<アンケート結果> 回答者数: 7人(敬称略)
○8mmのL字型6角レンチを削ったもの■ (92XM松下)
○軸が四角いドライバーをちょんぎって■(高橋@BX19TRI川越市)
○ルノー5用ドレンボルトL型レンチ■■(楢林)(CX 2400 Pallas 高橋)
○ユーノス純正facom製レンチ(ナゾの星型ソケット付)■(西島@尼崎市)
○スナップオンの四角凸ソケット■(楢林)
○四角凸ソケット(ソケット部9mm, 福岡のGST にて購入)■(奥村@BX19TRI)
○8mmの角棒にモンキーをかけて(鉄,ステンレス,真鍮)■(松本@西宮)
※補足情報
・XMのドレンボルトには四角穴付六角頭のタイプあり。
・レンチの正式なサイズは5/16 というサイズだ。(25.4 * 5/16 = 7.94)
<追加情報> その後、cml で見かけた情報(敬称略) (Aug 31, 2003)
○KTC の BE3A-8DP というドレンプラグレンチ■(chosan@Xan-Brk'96)
○Kokenの1,000円くらいの■(tomoya@BX16TRS&306style)
・ストレートでは300円くらいで売っているらしい。