一年くらい前にリキタンのサイトガラス部からの僅かなガス漏れを発見。
とりあえずサイトガラス部のパッキン交換でなんとかならないかと、
近所の電装屋さんに相談にゆく。
ガス漏れ検知器を使ってエンジンルーム内を検査した結果は、
リキタンのサイトガラス部のみNG だったが、
リキタンとコンプレッサーの交換を勧められてしまふ。
# 異音もなく、ガス漏れもないのに、どーしてコンプレッサーまで……。
せっかくだから見積りでもとってみようと思っていたら、 ガス漏れ検査に4K [#1] を請求されたので、電装屋さんに対する不信感がつのる。 もともとエアコン嫌いなので、一人でBX に乗るときは使わないし、 「いちおう効いてるからまーいいかぁ」という環境に優しくない考えに落ち着いてしまふ。
エアコンは定期的に動かしたほうがいいという話をcml で聞いていたので、 冬場でもときたま動かしていたが、 今年の春、ついに冷たい風が送風口から出てこなくなってしまった。 laliberte!<http> や BXORG<http> のエアコンに関するページや、 cmlfinder<http> で検索した「リキタン国産化」に関するアーティクルをプリントして 眺めていたら、エキパンの交換を除けばなんとかなりそうな気になってきたので、 ユーザー車検に引き続き、できるだけDIY で処理する方針にする。 “楢林メソッド”によるリキタン国産化のことは cml や秋ヶ瀬ミーティングで知っていたが、 とても自分では無理だと思っていたのであーる。
リキッドタンクの交換作業は、 ブラケットの製作とリキタンの取付に半日ずつ、 二日間に渡った作業になってしまいました。
[#1] 事前に説明がなかったことを指摘して、2K にマケてもらふ。 :-)
レシーバータンク FUJI KOKI Z42DPFTW-1 プレッシャーSW DENSO 113440-2120 Oリング ZEXEL 596193-8100
必要な部品が揃ったところで、
まずはバッテリー、エアークリーナーボックス、ヘッドライトを取り外す。
次に用意しておいたブラケット(オリジナル改)を使ってリキタン(新)を取り付け、
ホース類を仮配管する。
エバポレーターとリキタンを接続しているエアコンホースの取り回しは、 ハイドロフリーク 90年式シトロエンBX19GTIの整備記録 <http> を参考にさせて戴きました。 エアコンホースをエアクリーナーボックスの手前で上にあげ、 エアクリーナーボックスの外側を回してある。
このとき、バッテリーの下にあるもう一つのエアコンホース
(コンプレッサーとエバポレータを接続している?) と
左右の位置を入れ換えたりと微調整が必要でしたが、
エアコンホーをエアクリーナボックスの外側に回しても
長さがたりないということはなかった。
# このあたりは、きっと個体差があるのでしょうね。
また、コンデンサー側の取り回しも、オリジナルよりエアコンホースへの負担は少ないみたい。 :-)
# このあたりは、きっと個体差があるのでしょうね。
ブラケットは、オリジナルを切り貼りしてFUJI_KOKI製のリキタンを固 定できるように改造しました。
約30mm巾のベルト部2ヶ所を切断して3pcs にしたあと板金処理で曲率を合せる
(プレッシャーSW の逃げの部分は約21mm)。
三つあるφ8ノ取付穴は、ヤスリで長穴に修正する。
(今回は、6mm 広げておきました)
不足部分は板(ジンコート,t0.8) をボールリベット(φ2.4) でつぎはぎした。 リベットの頭がリキタンにあたらないように、φ2.5のキリであけた丸穴は ちょっと深めにサラモミをする。
残念ながら、
ブラケットに三つある取付穴のうち二つしか位置が合いませんでしたぁ。 :-)
7月29日、電装屋さんが作業をしてくれるという話になったので、 夕方から出かけて真空引きとフロンガスの充填をしてもらいました。
エアコンオイルの補充については、3回くらい念を押したのですが、
フロンガス添加剤なる通常のR12より小さな缶に入ったフロンガス(?) を入れただけで、
特には補充しなかったみたい。
# コンプレッサー交換をしたときは、入れるらしいのですが……。